2019.08.12
スタッフブログ
今日はビューティープログラム特別講座
現役美容師としてお仕事をされている遠山講師に、
キレイを作るヘアケアのポイントを詳しく教えていただきます
まずは”見た目の好印象はどうやって決まるのか?”について理論を学びましょう
遠山講師「見た目の第一印象は、初めて会ってだいたい3〜5分で決まってしまうんです!」
たったの3〜5分これにはヴィーナス生たちもびっくりです
さらに
「第一印象が、その人のイメージ全体の7〜8割を決めます
最初の印象がよければ、後でよほどのことがない限り悪い印象は与えにくいものです
だからこそ、見た目の印象を良くすることが大切です」
好印象の作り方を知っていれば、就活などいろんな場面で役立ちそう
遠山講師のナビゲートで、人の印象を決める”メラビアンの法則”について詳しく学びます
メラビアンの法則とは、視覚、聴覚、言語からの情報が人の印象を決める、というもの
特に好印象を作る視覚からの情報には、「服装、メイク、髪型」という要素があるそうです
その中から今回は髪型に絞って「キレイを作るヘアケア」をヴィーナス生たちに伝授します
「キレイを作るヘアケア実践編」
シャンプーの選び方
「ヘアケアにはシャンプー・コンディショナー、乾かす、コテやアイロン、スタイリングという工程がありますね
この中でもシャンプーは、キレイを作るヘアケアとしていちばん大切です
みんなシャンプーはどんなものを使っていますか
いつも使っているシャンプーの成分を調べてみましょう」
早速、普段使っているシャンプーの成分をスマホで調査
成分表示の上から5〜6コくらいまで(水、BGを除いて)が、そのシャンプーの性能を決めているそうです
「シャンプー解析サイトはいろいろありますが、実は事実と違うことが書かれていることが多いんですよ」
無料で手に入るネットの情報は鵜呑みにしないほうがいいと遠山講師
そして、遠山講師が持ってきた資料を使ってみんなが使っているシャンプーを分析していきます
「商品ごとに刺激性、脱脂力などに違いが見えたと思います
シャンプーは髪の毛よりも頭皮に合うものを選ぶといいですよ
乾燥肌の人は脱脂力の弱いもの、アレルギー体質の人は皮膚刺激のマイルドなものを選んでみてください」
シャンプーのしかた
「まずはシャンプー前の前洗いに2〜3分かけて、表面のホコリや汚れを洗い流します」
「シャンプーはしっかり泡立てて地肌をよく洗うイメージで手を動かします
毛先は泡をなじませるくらいでOK
なぜかというと、こすると毛先のキューティクルがはがれて髪が傷むリスクがあるからです
特にロングヘアの人は注意して」
「最後のすすぎも2〜3分かけますしっかりすすいでシャンプーの成分を髪に残さないようにしましょう
このとき顔を上に向けて前髪の生え際を流すのと、うつむいて襟足や耳の裏、首周りを流すのと両方やると完璧です」
トリートメントやコンディショナーのしかた
「市販のトリートメントやコンディショナーは手触りや質感をよくする程度のものなので、
好きなものを選んでもらってOKですコームを使ってしっかりなじませるのが理想的です
実は、トリートメントの補修効果はお店でメニュー化されているものでしかほとんど得られないんです」
「トリートメントやコンディショナーはざっくり言って油分なので、
洗い流しが足りないと背中に髪がくっついて背中ニキビの原因になることがあります
すすぎ残しのないようにしてくださいね」
髪の乾かしかた
「まだ髪が濡れているうちは豪快に乾かしても大丈夫ですが、
半分くらい乾いてきたら根本からやさしくハンドブローしてください
キューティクルが整うことで髪にツヤが出て、毛先のまとまりがよくなりますよ」
「ちょっと面倒かもしれませんが、ダッカールピンで表面の髪をとめて内側から乾かすとさらに良いです
内側の土台が整ってこそ、髪表面の美しさが際立ちます」
コテやアイロンの使い方
「髪に熱を加えて髪質がよくなることはありえないです(笑)」と遠山講師
「髪の健康は減点方式ですコテやアイロンでは髪にかなりの負担がかかってしまうので、
熱から髪を守るトリートメントをつけておく、滑りが良くて温度調整が細かくできるコテやアイロンを使う、など、
なるべく髪の負担を少なくしてください
日常使いの温度は130℃くらいがおすすめ
巻きの強さが弱くなるので、一度に取る毛束を少なくして巻くようにしてください」
最後に、希望の仕上がりに合うスタイリング剤の選び方を学んで、講座終了
一口にヘアケアと言っても、注意することがたくさんありましたね
現役美容師さんからケア方法を直接学んで、ヴィーナス生たちも疑問や気になっていたことが解消されたようです
ポイントを一つずつ習得して、美しい髪をキープし、自分磨きをさらにランクアップさせていきましょうね