2020.04.13
イベント
Welcome to Entrance ceremony of VANTAN 2020!
新型コロナウィルスの影響で、ライブ配信で行われた令和二年度バンタン入学式。
その模様をお届けします。
まず、バンタン代表・石川広己より祝辞が述べられました。
「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。一緒にご視聴されている保護者の皆様におかれましてもお祝い申し上げます。
東京校、大阪校合わせて総勢2700名がご入学され、ネットで参加されています。
今年より、テックフォードアカデミーという新しい学校もスタートします。
1965年の開校以来、若者に夢を叶えるためのスキル、実践力にこだわり今年で55回目の入学式を迎えます。」
「バンタンでは、新しく『時代を生き抜くための専門スクール』を掲げ教育改革を致します。
終身雇用制度の崩壊、新卒一括採用の見直しにより『個』としてのスキルや強みが厳しく問われる時代です。
また人生100年時代とも言われ、
年金制度の崩壊や社会保障制度にも不安が残る現代においては、より長く働き続けるために学び続けることが重要となります。
継続的に自分の価値を高め続けることが求められています。
雇用形態も自由になりました。テレワーク、副業、好きな場所で自由に仕事ができる時代です。
この時代を生き抜くために必要な3つのコンセプトをお伝えします。」
「ひとつはセルフブランディング。もうひとつはネットワーク。そして、自分自身を正しく理解し固有の価値を磨き、発信していくこと。
バンタンは100%プロ講師による授業です。著名人の講演会や、企業と社会問題を解決していく産学協同プログラムが充実しています。
また今年度より、授業の一貫として週5日有償インターンシップを開催していきます。
身のある仕事を現場でやらせていただくことで就職時の武器となり、優位に就職することができます。
5年後、10年後、自分が活躍している姿をイメージしてください。その夢に向かって願望を強く持ってください。
夢を実現するためにはどんなことがあっても挫折せず、継続することが大切です。好奇心を失わないで、自由に発想していきましょう。
さぁ夢に向かってスタートです。一緒に頑張りましょう!」と力を込めました。
<講師 祝辞>
続いては講師からの祝辞をいただきます。
スイス、フランス、ベルギーで修行を積み、現在は、東京ミッドタウン、恵比寿、小田原に店舗を展開。
また、エクアドルの畑から一貫した自社チョコレートの生産・製造を行う気鋭のパティシエ鎧塚 俊彦シェフです。
「こんにちは。ご入学おめでとうございます。私はレコールバンタンにてグランパティシエ科を立ち上げ、教鞭を取らせていただいております。
グランパティシエ科では、人としての軸をしっかり作りたいと思っています。
時代が変わり非常に短いスパンで結果を出さないといけない世の中です。
変化することそれ自体は悪くはありませんが、職人としての気質を守ることも大切です。古くさいと思われるかもしれませんが、そうではないんです。
2年3年というスパンで見れば容量のいいコが伸びます。ところがそれは短いスパンでの話。必ず、軸がしっかりしているコが伸びていきます。
授業では、講師の言葉に耳を傾けてください。それから先は皆さんの時代です。先人の言っていることを聞いたうえで、自分たちはどうするかを考えて下さい。
諸先輩で成功している方には色々な人がいます。時代の流れを捉えた人、キャラクター、一概に方法だけを真似ても上手くいくわけではありません。」
「さてグランパティシエ科では、農業にも触れながら製菓を学んでいます。IT、 AIも素晴らしい仕事ですが、誰しもが食べなければ生きていけません。
第一次産業の有難みや感謝を実感したうえで、それをどう活かしていくかは様々な業種が考えるべきことだと思います。
このような状況は、大きなチャンスでもあります。苦しい時こそ切磋琢磨していただきたい。武田信玄の『風林火山』の、動かざることは山のごとし。
次に向かって何をすべきか見定めて。みんなと一緒にこの難局を乗り越えていきたいと思います。
校舎に来てくれた時には、楽しく授業をしたいと思っています。この度は、ご入学おめでとうございます!」
<在校生インタビュー>
各スクールで学ぶ在校生インタビューが公開されました。バンタン各スクールの魅力について、自分の言葉で語ってくれました。
ゲームアカデミー在校生「もともと社会人をしていたのですが、ゲーム業界を志望したいと思い一念発起。
バンタンがいちばん合うと思い入学しました。東京ゲームショーに向けて作品を出したり、チームを作ったり幅広く学べるのが魅力です」
ヴィーナスアカデミー在校生「ヴィーナスアカデミーは本当に楽しい!イベントも多いし盛り上がります。
クラスの友だちもフレンドリーなコが多いです。あとは、教えてくれるのがプロの講師というのがいいと思います」
ゲームアカデミー在校生「少人数で、プロから直接教えてもらえるのがいいところ。夢を叶える力が身についたと思います」
レコールバンタン在校生「パティシエになりたいと思って入学しました。将来は、小ぢんまりしたカフェで自分が可愛いと思うケーキをずっと作り続けていきたいです!」
バンタンデザイン研究所在校生「入学した時は本当にこの道でいいのかと思ったり、不安なこともあるかもしれません。
でも、努力をすれば必ず道は開けます。講師やスタッフの方も、真摯に丁寧に相談に乗ってくれます。これからバンタン生として共に学んでいきましょう!」
<新入生誓いの言葉 大阪校代表 バンタンデザイン研究所 ファッション学部ファッションディレクター学部 森山希実さん>
「本日はこのような場を設けていただきありがとうございます。
私は、北海道から大阪のバンタンデザイン研究所へ入学します。
バンタンを選んだのは、教科書や座学ではない実践的なカリキュラムが充実していて自分に合っていると感じたからです。
職員の方々の人柄もとても温かく、入学前の不安も小さくなりました。」
「私は、北海道の田舎に住んでいました。お店も少なくブランド品もない環境でしたが、中学生で携帯を持った時、感銘を受けました。
東京や大阪のショッピングモールは全てがキラキラして見えました。
地元では、自分の好きな服を着ていると『あのコ、派手だよね』と言われ浮いていると感じることもありました。
着たい服や好きなアクセサリーを自由に身につけている人に刺激を受けました。
今はSNSで繋がって、アクションを起こし、他の人からリアクションを受けとることができます。
バンタンでたくさん学び、発信して誰かの心を動かせる人になりたいです。
そのためにたくさんの仲間から刺激を受け、大きな自分に変わっていきたいと思います」
続いては、各業界をリードする講師の方からお祝いの言葉をいただきます。
<バンタンゲームアカデミー講師 江尻勝講師祝辞>
大学卒業後、13年間美容師、ヘアメイクとして働かれ、2009年にプロゲーミングチーム・DeToNatorを設立。
株式会社GamingDも立ち上げ幅広い分野でご活躍されています。
「ご入学おめでとうございます!私自身、美容師をしたり、ゲーミングチームも手がけていたり、ネットショッピングを立ち上げたりと色々とチャレンジしてきました。
今も心がけているのは行動すること、チャレンジすることが大切ではないかと思っています。
今、情報が溢れています。知識として情報はすごく大切ですが、本当に自分の成長につながるのは、得た知識をどう活かすかです。
一歩踏み出して得た経験こそが、成長の糧となります。行動を起こせば成功も失敗もあります。
成功がすべていいわけではなく、失敗がすべて悪いわけではありません。
その繰り返し、トライ&エラーを是非してください。皆さんの年代なら大人が責任を持ってくれます。」
「皆さんは、将来目指す道がそれぞれにあると思います。人と同じことをしていたら人と同じです。
自分で考えて。自分なりに行動して!周りに流されず自分のペースでいいので、一歩踏み出すことを継続して。継続することで見えてくることが多いです。
いつまでも頭でっかちの知識では何も解決しません。今日の話が何かのキッカケになれば幸いです。皆さんのご活躍を願い、祝辞とさせていただきます!」
<WACK A&R/ NEGLECT ADULT PATiENTS creative director 渡辺淳之介様>
渡辺淳之介様「皆さん、初めまして。渡辺淳之介と申します。ご入学おめでとうございます!
私の会社は、BiSHや豆柴の大群が所属する音楽事務所です。映画や洋服の事業も行っています。
今、僕は、大きな疑問を持ちながら喋っています。なぜ、僕が入学式に呼ばれているのかということです。
僕の学生生活はひどいものでした。先生には一度も褒められたことはないし、高校は退学させられました。
苦労して入った大学も6年かけて卒業して、親にはマジで迷惑をかけました。
僕は成功者ではありません。失敗ばかりの落伍者です。なので、僕を反面教師としていただけると幸いです。」
「伝えたいことは一つだけ。物事を斜に構えないこと。うがった見方をしないこと。
僕は何かを真剣に取り組むことを勝手にダサイと思って生きていました。
高校の文化祭もなんの意味があんの?とか、だりぃと言って逃げてきました。今思い返すと大変恥ずかしい人間です。
実は、そんな僕もひとつだけ真正面からぶつからなくてはいけないものがありました。
音楽です。インディーズの音楽事務所に勤めるサラリーマンになってからです。
失敗もありましたが、仕事で褒められた時は本当に心地よかったです。」
「逃げ続けて良かったのは、遊びまくったことです。死ぬほど音楽を聴いて、映画を観て、本を読んだ知識は仕事にも活かされています。
あとは数多くの女性と恋愛してきました。仕事はある種の彼女だと思って接しています。
バンタンに入学される方は好きなことをもっと突き詰めたい人が多いと思います。辛いこともあるでしょうし逃げ出したくなることもあると思う。
でも逃げて遊びまくっても、飽きる時がきます。その時は大好きなものに必ず戻ってくると思います。
よく遊び、恋をして、横道にそれても、とにかく人世は前に進んでいます。堕落や後悔も含めて楽しんでもらえたらと思います。
これをもって、僕からの祝辞とさせていただきます」
いよいよ入学式も終盤。
ラストはふたつのパフォーマンスをお届けします。まずは、ヴィーナスアカデミー大阪校 ダンス部によるパフォーマンス!
教室で、廊下で、エステルームで、とステージを変えて韓国アイドル顔負けのダンスを披露!
最後は部員みんなで……「ご入学おめでとうございます!♪」と明るく締めくくりました。
バンタンデザイン研究所サウンドクリエイター科の講師である川崎昭さんは、トリオ編成バンドmouse on the keysのドラマーでもあります。
「20代の頃は、何をどう表現すればいいかが分からなかった。
でも、苦悩して創作で人を喜ばせることができた時は、苦しみは凌駕されます。そのことを講義で伝えていきたい」とメッセージ。
ライブでは、躍動感溢れる音楽を届けてくださいました!
皆さんのスクールライフが素晴らしいものになるよう、祈念しています!