2021.01.07
イベント
ヴィーナスアカデミーには、ビューティプログラムという選択授業があります。キレイを構成する3つの要素「外見」「内面」「自分らしさ」を磨く特別授業を実施しています。
「美文字講座」「インフルエンサープログラム」「キックボクシング」など、いくつもの講座から、好きなプログラムを選んで受講できるんですよ♪
今回レポートするのは、「韓国料理教室」のプログラム!
「自炊はけっこうします!この前はシチューを作りました」と酒井さん。
秋山さんも「私も一人暮らしなので、料理はしますね。コチジャンを使ったピリ辛唐揚げ『ヤンニョムチキン』も作りました」と、料理好きな学生たちが集まりました。
やって来たのは、新大久保にある韓国料理教室「カナダラクッキング」です。
韓国人の女性たちは、肌がとても綺麗ですよね。
ひとつの要因として、韓国の食生活があげられます。キムチなどの発酵食品はもちろん、醤油(カンジャン)、味噌(テンジャン)といった発酵調味料を毎日摂ることで、腸内環境が整っていると言われています。最近では、免疫力アップ効果も期待できるということで、注目が集まっているんですよ。
教えてくださるのは、朴(パク)・へヨン講師。
韓国料理研究家で、伝統的な薬膳料理のエッセンスを家庭料理に取り入れています。
朴講師「よろしくお願いします。今日作るのは、参鶏湯(サムゲタン)と、かんたんカクテキの2品です。
皆さん、参鶏湯というと韓国料理屋さんでいつでも食べられる、というイメージかもしれません。でも、韓国では参鶏湯を食べるのは夏だけなんですよ。日本でも、土用の丑の日には鰻を食べますね?同じように、参鶏湯は暑い夏を乗り切るためのごちそうなんです。
韓国では一年に三度、庶民にとってはとても贅沢なメニューなんですよ」と解説。
まずは、参鶏湯に使う鶏肉の下ごしらえからスタート!600~800gのひな鶏を、1羽まるまる使います。
朴講師「参鶏湯には、赤ちゃん鶏を使うのが一般的です。1kg以上の鶏は、美味しくありません。内臓は取り出してありますが、残っていることがあるので中をよく洗います。洗ったら、黄色い脂肪の部分を包丁で切り落としていきましょう」
料理好きといえども、さすがに丸鶏に触るのは初めて……!!生々しいビジュアルに、思わずひるむ学生たち。
「きゃー(汗)皮膚に毛が、残っている!」と、最初の工程から大騒ぎです。
「美味しいものを食べるためには、これくらいやらなくちゃ!」と、活を入れる朴講師。
「なんだか、かわいそう(涙)食べ物に感謝しなくちゃ……」「ひぇー!水が冷たい……」と言いつつも、しっかり洗うことができました!
朴講師「必ず、しっぽを切り落としてください。ここが残っているとスープがダメになってしまいます」
ひな鶏に、水に戻したもち米、ニンニク、ナツメ、高麗人参などを詰めて、具が出ないように首の部分、しっぽの部分を楊枝でとめます。
朴講師「鍋に、水と鶏を入れましょう。沸騰したら、長ネギを入れて。こまめにアクを取りながら40分から1時間かけて煮込みましょう!」
ひな鶏を煮込んでいる間、サイドメニュー「かんたんカクテキ」を作ります。
朴講師「まず、大根を角切りにしてください。均一な大きさになれば、小さめでも大きめでも大丈夫ですよ」
次に、カクテキ用の合わせ調味料「ヤンニョム」を作ります。レシピは秘密のため、材料は明かせませんが、カナリエキス(魚醤)、ニンニク、唐辛子など、数種類を入れてあえていきます。
朴講師「このヤンニョムで、カブをつけてもおいしいです。キムチにも、いろいろな種類がありますよね。それぞれ、ヤンニョムが違うんですよ」
先ほど切った大根を水洗いして、細挽きの唐辛子をふって全体に色をつけます。
朴講師「大根とヤンニョムとあえて、2~3cmに切った万能ネギを混ぜ合わせたらできあがりです。時間があるときは、常温で一日発酵させると、うま味が増しますよ」と、丁寧に教えてくれます。カクテキの準備をしていると……教室に鶏だしのいい香りが漂ってきました。参鶏湯が完成間近です……!
朴講師「ふたりで一羽なので、鶏をトングでおさえて半分に切ってくださいね」
土鍋に鶏の半身とスープを入れたら、5分ほど加熱します。仕上げに、細り切りにした白身だけを使った卵焼き、黄身の卵焼き、高麗人参、輪切りのネギを盛り付ければ完成!
みんなで「いただきます♪」
学生「体に良さそうな味がする~」
学生「おいしい~!」と、全員ほくほく顔。
朴講師「参鶏湯に入れた高麗人参やナツメも食べてくださいね。ナツメには、ビタミン類が豊富に含まれていますよ。スープも飲みましょう。お肌がツルツルになりますよ!」と、にっこり。
こうして、本場の韓国料理レシピを学ぶことができました!
キレイの土台をつくる、「食事」。ビューティプログラムに参加することで、自炊する機会が増えたり、日々の食生活を見直すキッカケにもなりそうですね♡
カナダラクッキング
http://www.ehiroba.jp/cooking/