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韓流ビューティ専攻の撮影実習レポート♡プロのモデルさんにメイク&撮影をディレクション!

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2021.09.24東京

スタッフブログ

ヴィーナスアカデミーの授業は、自分自身がキレイになりながら、業界で活躍する実践的なスキルを身に着けられるのが特徴です。

代表的なプログラムのひとつが「撮影実習」。

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あらかじめヘア&メイクのテーマを決め、モデルさんを決めます。こちらは、「コンセプトシート」と呼ばれる、いわばヘアメイクの設計図。

イメージ画像、使うアイテムや色味などを記します。

撮影当日は、メイク&ヘアをほどこし、プロのカメラマンさんにスタジオで撮影してもらいます。プロのヘアメイクさんが広告や雑誌の現場で行う仕事と、

同じ流れをトータルで学ぶことができます。今回レポートするのは韓流ビューティ専攻の授業。

「アイドル、女優、インフルエンサーなど、各自イメージするミューズを選んでもらい、ヘアとメイクで表現します。

一般的にはスタイリストさんがいるので衣装は準備しませんが、在校生には衣装も用意してもらうように指示しています」と話すのは、

ヘアメイクとして活躍するNAO講師。

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具体的に明かせないのが残念ですが、アーティストや韓国の事務所に所属する練習生など幅広く手掛けています!

この日の集合は、午前9時45分。11時20分ちかくになり、少しずつ在校生の作品が完成に近づいてきました。一人ずつ、チェックしていきましょう!

<高橋さん>

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「イメージしたのは、IZ*ONEのミンジュちゃん。清楚系でお嬢さんっぽいヘアメイクが特徴です」

――― メイクのポイントは?

「今回はツヤ肌ではなくマット肌に仕上げました。撮影のとき、ツヤ肌だとテカって見えやすいのでマットのほうが表現しやすいと思いました。

眉毛は太めで、地の眉よりも太めに仕上げています。リップはじゅわっと、血色感のある雰囲気にしています」

他にも、ノーズシャドウ、ハイライトをしっかりと入れて、鼻のラインを立体的に見せたこともこだわりだそう!

――― メイクで難しさを感じるのは?

「モデルさんにアイラインを引くのはいつも緊張します。自分に引く分には大丈夫なんですけど、痛くないかな?とドキドキしますね」

――― ヘアのポイントは?

「韓国アイドルらしい、少しフラットなウェーブの波巻きにしました」とこだわりを教えてくれました!

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撮影は校内のスタジオに移動します。背景紙は白で進めます。

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「ヨリはこれくらい?」とカメラマン竹内さん。テストショットを見て……

NAO講師「もう少しチークを足してもいいかもね」とアドバイス。

カメラマンさん「表情はどう?」

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高橋さん「もう少しやわらかく、あざとい感じにしてほしいです」と、希望を伝えます。

何枚かポージングを変えていき

高橋さん「顔は、少し右に傾けたほうが好きですね」と意見を言います。

最初から正解が決まっているわけではなく、こうしてコミュニケーションを取りながらカメラマンさん、モデルさんと一緒にイメージを作り上げていくんですね。

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撮影を終えて「カメラマンさんがライトを変えてくれて、いろいろなイメージを撮ることができました。いつも好きなパターンを作りがちですが、

これからは違う系統のヘアメイクにも挑戦したいです」と満足そうな表情を浮かべていました!

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続いては……

<本多さん>

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――― イメージしたミューズは?

「BLACKPINKのジェニーちゃんです」

――― メイクのポイントは?

「スモーキーアイ。クールに見せたいので、ダークな色を使っています。アイラインは左右対称で、できるだけ太くなりすぎないように気を付けています。

太すぎると欧米っぽい印象になってしまうので」

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――― ヘアのポイントは?

「ポニーテールです。前面は、ワックスとケープであほ毛が立たないように固めています」

横顔をメインに撮影していきます。

本多さん「正面もお願いします」と、しっかりリクエスト。

カメラマンさん「あー!すごくいいねー!Nice!」と撮りながら声をかけていき、モデルさんの表情を引き出していきます。

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モニターを見つめながら、「イメージ通りです!」と嬉しそうな本多さん。テンポよく15分間のシューティングが終了しました。

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本多さん「肌がキレイに作れたので満足です!いいショットがたくさんありました」とコメント。最後は……

<生天目さん>

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「イメージしたのは韓国で活躍するインフルエンサーの子。特定の子がいるわけではありません。唇にピアスをしている女性が好きなので、

ちょっと反抗的な感じをイメージしています」

――― メイクのポイントは?

「マット肌で、リップは厚めに仕上げるのがポイント。アイカラーは暗めのピンク色で仕上げます」

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――― ヘアは?

「パーマっぽいウェーブスタイルです」

――― 難しいところは?

「アイライン!自分に描くのは楽なんですが、人の目元にするときは手が震えますね。目元は繊細なので注意が必要です」

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ヘア&メイクを仕上げて、スタジオへ……。

カメラマンさんに「イメージは韓国のインスタグラマーです。セルフィー感も出せるといいです」と、意図を説明します。

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背景は黒なので、見たままで撮るとモードな印象に。「ライティング」を変えることで、雰囲気が変わります。

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「ライトの雰囲気を『トイカメラで遊んでいる』みたいな感じにしてみたけど、どう?イメージ通り?」と問いかけるカメラマンさん。

「すごい!超可愛いです!!ありがとうございます」と生天目さんも喜びを隠しきれません。シャッターを切るたびに、モニターに画が写されます。

それをチェックし……「可愛いです!」と上機嫌な生天目さん。

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最後は、モデルさんにスマホを持ってもらいセルフィーのイメージで撮影しました。

生天目さん「イメージ通りです。プロのモデルさんなので、ポージングも上手ですごくよく動いてくれたと思います」と話します。

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教室に戻ったら、スマホでの撮影も忘れずに。背景や場所を変えるだけで、またヘアメイクの見え方も違ってきますね!

すべてのシューティングを終えて……

NAO講師は「どの学生もクオリティーが高かったです。自分の撮りたいものが明確にイメージできていた点を評価したいですね。

今後は、自分が作ったことがないジャンルにもどんどん挑戦していってほしいです」と期待を込めていました。

現場と同じ経験を積んでいくので、在学中から、ヘアメイク/ヘアメイクアシスタントとして活躍することが可能になります!

ヴィーナスアカデミーでは「有償インターンシップ」プログラムも充実しています。上手にメイクできたことを自信に変えて、お仕事に活かしていってくださいね!

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