2021.12.24
スタッフブログ
ヴィーナスアカデミーは、在学中からプロフェッショナルとして活躍できる実践的なプログラムが充実しています。
今回は、トータルビューティ本科生の「スタイリング&ビューティ撮影実習」をレポートします。
指導する林田凛講師は現役のヘアメイクさんとして活躍されていて、人気アイドルやタレントさんなどを数多く手掛けています!
テレビ番組、CM、広告。他、スタイリストをすることも。
林田講師「今日は学期最後の授業です。メンバーにチャレンジしたいことを募ったところ、『好きなテーマで撮影したい!』という要望が出ました。
そこで、それぞれにテーマを設けて、スタイリング&ヘアメイクを行い、撮影してもらうのが課題です」
<「クールビューティ」加藤さん>
加藤さんがイメージしたのは、菜々緒さんや韓国アイドルのクールビューティな世界観。
「ヘアは、片側3列を編み込みにして、メイクも可愛いというよりもクールな印象にしています。撮影は、全身と、上半身をメインで撮ってほしいです」と、
表現したいものが明確!
ファッションについて聞くと……
「靴はもともと持っていたもので、スカートを購入しました。黒のレザーをセットアップ風に着こなすことで、クールな雰囲気が出せると思います」と話します。
――― メイクのポイントは?
「普段はピンク系アイシャドウしか使っていませんでしたが、今日はスモーキーで暗いカラーをのせています。
普段、赤いリップもつけることはありませんがテーマを表現するために選びました」とこだわりを教えてくれます。
――― ネイルでこだわった点は?
「ジェルで、ダルメシアン柄のフレンチネイルにしました」
「自分が表現したいイメージ」をトータルでディレクションすることについて聞くと……
加藤さん「新しい自分に挑戦できていると思います。これまで赤リップも編み込みも似合わないと決めつけていましたが、
作品として取り組んでみたら、意外といい感じ。
未だ照れてしまう部分もありますが、こういう実習がなかったら挑戦できていなかったかもしれません」と話します。
普段の加藤さんとはテイストの異なるコーデ&メイクですが、クラス担任やスタッフかも大好評でした!校舎内のスタジオに移動し……スタンバイ。
撮影を担当するのは、バンタンデザイン研究所フォトグラフィ基礎科のはーしーさんです!
「背景はグレーで、イメージはこんな感じです」と、リファレンスと呼ばれる参考資料を見せていきます。
最初は緊張していたもののシャッターが切られる度にテンポよくポージングを決めていきます。
モニターを見ながら、仕上がり、画角、メイクの映りを細かくチェックする、フォトグラフィ科在校生。
約15分の撮影を終えて……「すごく格好よく撮ってもらいました!SNSにあげたいと思います」と顔をほころばせます。
<「韓国アイドルを大人なイメージで」目黒さん>
モデル部の部員としても活躍する目黒さんのテーマは……「最近は、シンプルなスタイリングやクールな雰囲気が好きです。
私はやや童顔気味なので、撮影は大人っぽくまとめたいです」と話します。
――― コーデのポイントは?
目黒さん「オールブラックで大人っぽくまとめました。ジャケットとキャミソールワンピはZARA、ヒールはノーブランドです」
ヘアはストレートで作りこみ過ぎずラフな雰囲気に、ネイルは、スカルプチャーで長さを出し華やかにまとめました。メイクの仕上げは、林田講師にお願いしました。
林田講師「これから、ハイライトを足します。ハイライトは、ツヤっぽいタイプ、マットタイプ、パールが強いタイプ、色をのせるタイプなど幅広いのが特徴。
仕上がりのイメージに合わせて、どのアイテムを選ぶかが変わります」
今回はテーマから逆算して、ツヤっぽいタイプを選択。
林田講師「高く見せたい部分に上品なツヤが出て、立体感が生まれますよね?」と教えてくれました。血色感のあるチークを入れて、仕上げます。
今回のように、テーマがある撮影ではファンデーションから「最終的な仕上がり」を意識して、アイテムやつける方を選んでいくことが重要と林田講師は説きます。
シューティング前のSNAPでも、世界観が伝わってきます!
こうして、それぞれのテーマをファッション、ヘア、メイクで表現することができました。
自分のポートフォリオに「作品」として加えることができるので、今後の活動にも役立つ時間になりましたね!