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人気ファッション誌の誌面をヴィーナス生が制作するプロジェクト!

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2022.12.22東京

スタッフブログ

人気ファッション誌の誌面をヴィーナス生が制作するプロジェクト!企画立案から撮影、コーディネートまで学生たちがプロデュース。

雑誌のロケさながらの緊張感で行われた現場や、その準備の様子をレポートします。

東京・大阪のヴィーナスアカデミーから全7チームが企画案を出し合ってプレゼンし、

その中から「ジェンダーレス」をテーマとした東京の1チームが選ばれました。モデルを務めるのは、

バンタン生の中からヴィーナスフェスで選出された女性4名でそのうち2人は大阪から上京。そして男性1名は外部のモデルさんです。

控室では流行りの曲が流れる中でヴィーナス生がスタイリング・ヘアメイクを施しており、モデルさんたちはリラックスしつつも、皆さん真剣な表情です。

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今回の企画テーマは「ジェンダーレス」。採用されたのはヘアメイク科2年の尾崎さん、連さん、ファッション科2年の結城さん、

福本さんの4人で構成されるチームのメンバー。惜しくも採用には至らなかったクラスの仲間もヘルプで参加。協力して現場を支えます。

グループのリーダーで、当日は男性モデルのヘアメイクを担当していた尾崎さんにお話を伺ってみたところ、

「女性が大きめのサイズを着たり、男性が女性のメイクをしたりと、男女ともに自分の好きなファッションやメイクがテーマ」だといいます。

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最近はメイクを施す男性も増えている昨今ですが、男性の間では一般的に使われないアイシャドウやチークなども取り入れているとのこと。

福本さんによれば、YouTuberや有名人などをモデルに見立てて、その人をイメージしてコーディネートを話し合ったそうです。

今回は誌面の見開き2ページ、「ストリート」「カジュアル」「レトロ×ストリート」というテーマの計3カットの撮影を順に行いましたが、

最初に行ったストリートの現場の模様を中心にお伝えします。

 

■屋外での撮影へ

準備が整うと、さっそく代官山駅の歩道橋へ向かいます。

モデルさんが歩道橋の階段に上がり、それぞれの立ち位置に。

現場でのヘアメイク担当の学生はカメラマンの横で遠目に眺めながら、「ぴょんぴょんとした毛が気になるかも」と再び階段を上がり、

跳ねた毛を直したりと入念さが感じられました。

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ストリートの撮影カットでは、2人のモデルさんが並ぶことから、「バラバラにならないように統一感を意識しました」。

「アイシャドウの濃さなどを統一させ、ヘアはシンプルにまとめて作りすぎないように」と。

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さらにヘアについては「幅感を持たせて均一にしないことで、ストリート感を出してみた」といいます。

ヘアスタイルを感覚で理解するだけでなく、言葉として伝えられるのはバンタンでの成長の証なのかも。

ロングTを身に着けたモデルさん(写真右)は、大きめのサイズをワンピースのように着ることでユニセックスを意識した着こなしに。

もちろんSTARTERのアイテムに限らず、足元のロングブーツやスニーカーまでイチからコーディネート。

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学生が主体で行っていますが、ファッション科の講師によると、ボーダーを取り入れたり、アームウォーマーのように見立てたファッションは

昨今の「Y2K」の流れも意識してのストリート系だと話します。

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ロケの最中にも「ネックレスは表に出さないほうがいい」など、細部までこだわってひとつひとつのカットを撮影していきます。

撮影の現場については当日にロケハンをし、カメラマンの方と相談しながら決めたとのことで、

中でも歩道橋の階段を選んだのは「棒立ちよりも、座ったほうが動きが出る」ということから。

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「ストリート系なので足を広げてポージングすることにより、カッコよく見せられる」のだそうです。

撮影にはファッション科の結城さんが終始付き添っていましたが、そうしたポーズはメンバーの福本さんと事前に決めていた、とのこと。

歩道橋での撮影を終え、さらにはガードレールに腰かけてのポージングも。

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カメラマンが撮った写真をその場で確認し、最高のカットに対しては「めっちゃいい!ここに決めましょう」と学生から声が上がり、最終的に決まっていきます。

 

■学校に戻ってチェック

学校に戻ると、モデルさんも含めてみんなでパソコンの前でチェック!

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先生が「どうだった?」と尋ねると、「ポージングが完璧でした!」との声。

 

■カジュアルの撮影へ

そして次は「カジュアル」の撮影へ。STARTERのキャップをかぶることにより、ユニセックスのコーデとして表現します。

このカットはバストアップでの撮影となります。

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学生たちの直しに加え、ファッション科、ヘアメイク科の講師からも最終チェックが入って準備万端!再び数名の学生が外に出ます。

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ファッションは「男性が見たときに、ああ可愛い」と思えるスタイル、ヘアはカジュアルということから、「ルーズに、ふわふわっとした感じ」を出したそうです。

そして線路際での撮影もしっかりとキメます。

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■最後にはレトロ×ストリート

再び学校に戻ると今度は「レトロ×ストリート」の撮影へ。

コラボするSTARTERの会社側が最も気になっているのが、こちらのカットだそうで、男女1名ずつのモデルが撮影に参加。

乙女チックでガーリーなハンドミラーを使っていた高校1年生のモデルさん。「レトロ×ストリート」といってもこの時点ではイメージが湧かなかったのですが…。

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全てのスタイリングが決まり、いざ撮影へ、というときにはサイドでのお団子も交えたレトロな印象に変身を遂げます。ブラウスのサイズは比較的余裕がある感じ。

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そして男性のモデルさんはどんな仕上がりになるでしょう?ここから先は出来上がった誌面をお楽しみに!!

プレゼンをして企画が通り、見事に掲載権を手に入れた4人の方々、そしてモデルさんたちに改めて拍手を送ります。

そしてチームのメンバーだけでなく、スタイリングやメイク、そして現場に参加したクラスの皆さんもまた縁の下の力持ち。

出来上がった誌面を見て、今までの学びの成果を感じ取れることでしょう。

 

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