2022.05.21
スタッフブログ
ヴィーナスアカデミーでは、在学中に業界で通用する実践的スキルを身に着けるため、企業様へのインターンシッププログラムを豊富に実施しています。
今回、Beauty Japan様よりヘアメイクのお仕事をご依頼いただいたのは、ヴィーナスアカデミーヘアメイク&ビューティアドバイザー専攻2年と、ヴィーナスアカデミー高等部3年生(以下、メンバーと呼びます)。
「Beauty Japan」ファイナリスト総勢45名の、コンポジット(宣材)撮影でのヘア&メイクを担当させていただきます!
<そもそも「Beauty Japan」とは?>
Beauty Japan 2022は「美しく社会活躍できる女性」の発掘を目的とする、ビューティコンテスト。
一般的な「ミスコン」とは異なり、個々人の「美しい生き方」「美しい使命」「背景や目標」「これまでのキャリア」「これからのストーリー」にフォーカス。
「社会で活躍する女性を増やすためのプログラム」として、伸長や年齢の制限を設けず、表現方法の自由度が高いことが特徴です。
ファイナリストのコンポジット撮影は、1日あたり15名ずつ、合計3日間にわたり恵比寿・セッションタワー校舎にて撮影に訪れました。
今回は、最終日の様子をレポートします!
<鳴島さん/担当:上野さん>
「1体目のテーマは『普段のメイク』で髪は巻いたスタイルに、2体目は黒、赤、白のいずれかのドレスにチェンジするので、服装に合わせたメイクにしました。
ヘアはダウンスタイルをリクエストされました」と話す鳴島さん。「『お任せ』よりもご要望をしっかり伝えてくださる方が、メイクがしやすいですね」。
今回のインターンシッププログラムに参加した理由は「ヘアメイクさんになりたいから。
撮影現場に立つのは初めてですが、撮影中にお直しに入るタイミングが分かったり、モデルさんをサポートしたり、と現場ならではの学びがあります」とコメント。
<瀧野さん/担当:大会運営スタッフさん>
「これまでに3名のファイナリストさんを担当しました。難しいオーダーもありましたが、概ね要望通りにできたと思います。
特にヘアが苦手で、細かな巻きを短時間でするのが難しかったです。アドバイザーのタカハシチエコ講師が『ハーフアップは、
真ん中を取ってサイドを引き出しながら作ると、ふわっと仕上がる』とアドバイスをしてくれて、形にできましできました」。
インターンシッププログラムに参加するメリットについて……「年齢や雰囲気に合ったヘアメイクをする力が鍛えられます。
モデルさんの雰囲気や、顔の特徴を瞬時に理解することが大事だなと分かりました」。
<尾崎さん/担当:北野さん>
「早起き出版プロデューサー」として活躍する北野さんを担当した、尾崎さん。
「普段はあまりメイクをされないということで、1体目はブラウンを使ったナチュラルメイクにしました。2カット目では、ゴージャスな赤いドレスだったので、アイラインをはね上げ、目元にも赤を使いギャップを演出しました」と、ヘアメイクの意図を説明。「授業では同世代のコにしかメイクできませんが、年齢層も幅広いので、シミ、しわを隠すことにもチャレンジできます。またヘアも、長さ、硬さ、髪質、生えグセが違うので技術がとても鍛えられます」。
撮影の合間には、カメラマンさんのPCでメイクの映りをチェック!
モデル・北野さんは、「私の顔の雰囲気を察してくれて、すぐに提案してくれました。普段の授業からトレーニングを積まれているのが分かります!」と評価します。
直接お褒めの言葉をいただき、照れる尾崎さん。シューティングの最後には、ファイナリストさんと記念撮影をさせていただきました!
<高等部3年宮澤さん/担当:生澤さん>
メイクの合間に「Z世代なので、大体のことはInstagramで解決しちゃいます」と談笑する宮澤さん。
ファイナリストとたくさんコミュニケーションを取り、リラックスさせる姿が印象的。「最初は、モデルさんが『どんなメイクをされるんだろう?』と、
とても緊張されているのが、こちらにも伝わってきました。そこで、積極的にお話をしてケアするようにしました」。
メイクのポイントは上品さと色気。
「1着目はスカーフのピンクに合わせて華やかに、2着目はブーケの花の色を取り入れて、女性らしい雰囲気にしました」。
また、今回のインターンシッププログラムに参加した理由について「『美しく社会貢献する女性』を発掘するコンテストということで、素敵な女性が多いです。
年上の女性も多く、刺激をいただいています。ヘアメイクさんとしての経験も積めて、色んなお話ができるので楽しいです」と、やり甲斐を感じている様子。
<増長さん/担当:後藤さん>
「将来はブライダルのヘアメイクさんになり、幸せのお手伝いができればと思います。今回のインターンシッププログラムも緊張感があり、
大きなお仕事を任されているなと感じます」と話す増長さん。1体目は、カーラーで根元から髪を立ち上げふんわりとしたヘアスタイルに、
メイクは普段のお仕事の様子をイメージしてナチュラルに仕上げました。
「最初は、イメージ通りのヘアメイクが作れるのか緊張していましたが、少しずつ慣れてきました。
さまざまな肌質、髪質の女性を担当できるので勉強になります」
<高等部3年生 菊池さん/担当:阿部さん>
「幅広い年代の人を担当できると思い、応募しました」と話す菊池さん。
メイクのポイントは「とにかくスキンケアです。保湿はコットンパックを長めに、クリームは規定量よりたっぷり塗布してティッシュオフしています」。
特に難しいのは「ファイナリストさんは皆さんメイクをした状態で現場に入るので、完全にオフしてからメイクする人と、お直しで仕上げる方法を希望する人とがいます。
お直しで仕上げる際は、お粉で仕上げます。教材のカレーパレットの中から組み合わせて色を作るのですが、お直しは、0からメイクするよりも難易度が高いです。
これまでの習った技術を応用しています」と、ヘアメイクさんとして対応力が求められると強調します。
<Beauty Japan 東京大会2022 東京大会統括 高江洲さんの評価は……>
Beauty Japan 東京大会2020年度の準グランプリでもあり、東京大会統括を務める高江洲 真美さんは「ヴィーナスアカデミー生のメイクは、
仕上がりがとても綺麗です。学生さんからも刺激をいただいていますし、お願いして良かったです」と高く評価してくださいました。
ファイナリストが撮影している「コンポジット」は、Beauty Japan公式ガイドブックとして発売予定。
また、ヘアメイク担当として、メンバーの名前(クレジット)も掲載されます。「私自身も20代前半は、早く現場に出たいという想いが強かったです。
ヴィーナスアカデミーの皆さんも熱い想いを抱えていると思うので、さまざまなバックグラウンドを持つファイナリストと出会うことで縦と横の繋がりを築いていってほしい」と温かいメッセージ。
サポートのタカハシチエコ講師も
「この場にいるのは、精鋭メンバーです。技術はもちろん、人に対してのマナーはできているので、どの現場に出しても恥ずかしくありません。
イベントのお仕事は個人戦であり、チーム戦です。自分の担当が良ければいいのではなく、手が足りないところ、スピードアップしたいところにヘルプに入らなくてはなりません。
もう一つ、メンバーに期待するのは、お料理と同じで『最後のお塩のひと振り』。感覚的なことなので、言葉で伝えるのは難しいですがヘアもメイクにも仕上げの『ひと手間』があります。
例えば、ルーズなヘアでもピシッと止めるポイントがあります。その辺りを、現場経験をたくさん積んで体得できるといいですね!」と期待を寄せます。
メンバーは自ら考えて動き、「ヘアメイク」さんとして、お仕事を全うしていましたよ!
Beauty Japan様、素敵な機会をいただき、ありがとうございます。