2022.12.09
スタッフブログ
ヴィーナスアカデミーでは、通常授業に加えて、好きなプログラムを選択できる「ビュー
ティプログラム」があります。校内では、略して「BP」と呼ばれています。
これまでに実施した選択授業は、キックボクシング、美文字講座、暗闇エクササイズ、フ
ローティングヨガなど、幅広い講座から好きなものを選ぶことができるんです!
今回は、BP「香水づくり」に続いて、新大久保にて行われた「韓国料理講座」をレポートします。
在校生(以下、メンバーと呼びます)が訪れたのは新大久保にある・カナダラクッキング。教えてくださるのは、朴(パク)・へヨン講師です。
エプロンに着替えて、手を洗って準備万端。
――― 数あるプログラムの中から、なぜ韓国料理を選んだの?
四谷さんは「一人暮らしなので、自炊しているので勉強になると思いました」
平山さんも「実家暮らしなんですが、ご飯はつくっています」と、料理への関心が高いメンバーが多い様子!
<プデチゲのルーツって?>
今回は、肉、野菜、豆腐などといった一般的な材料と共に、ソーセージ、スパム、インスタントラーメンなどを辛味のスープで煮込んだ鍋料理「プデチゲ」をつくります。
朴講師「プデチゲのルーツは、1950年代、朝鮮戦争のために駐屯していた米軍の部隊から、ソーセージやハム、ベーコンなどの加工食品が入ってきたことと関係しています
。彼らが残した食材を使って、ヤンニョムを入れて食べたのが始まりとされています。ハムやソーセージを入れるのでタンパク質もたっぷりですし、
辛いけれど簡単に作れると若い人たちにも人気があるメニューです。ハムは一種類でもいいですが、色々な種類を入れるとより美味しくなります」
さっそく、調理のデモンストレーションをスタート。キーとなるのは、2種類のヤンニョム(辛味調味料)です。まずは、豚ひき肉のヤンニョムを仕込みます。
1. 豚ひき肉に、料理酒を入れます。
2. 次におろしニンニクを入れます。
3. こしょう少々、塩少々をしたら全体を混ぜます。
4. 最後にゴマ油を入れます。
パク講師「最後にゴマ油を入れることで全体がコーティングされます。またキムチを入れますが、酸っぱくなったキムチがいいです。
酸味が強いときは砂糖を、未だ酸味が足りない状態なら酢を少し入れて味をととのえましょう」と伝えます。
平たい鍋に、タマネギ、ソーセージ、韓国のお餅、ハサミで小さくカットしたキムチ、
先ほど味付けした豚ひき肉ヤンニョム、韓国の餃子、ベイクドビーンズ、ネギを散らしたら、にぼしのだしを入れます。
ここで加えるのが、味の決め手となる特製「ヤンニョム」(写真:赤い調味料の塊)です。唐辛子やコチジャンなどがベースになった、
朴講師秘伝の味です。オリジナルレシピなので詳細はふせますが、作り終えて……「試食してみて」と、朴講師。
見た目は辛そうですが……味はいかに?
「美味しい!」「辛くないね」と感想を言い合うメンバーたち。
平山さんは「なじみがない調味料だと思っていましたが、よく考えたらヤンニョムチキンなどで使っていました」と話します。
鍋にヤンニョムを加えたら、強火で加熱していきます。
朴講師「みんなが好きな辛ラーメンを半分入れます。付属のスパイスを、半分ほど入れるとうま味が増しますよ」と、ポイントを教えます。
全3チームが調理に取り掛かります。
材料を切って、ヤンニョムを仕込んで……
相地さん、佐藤さんチームは手際よく進めていき、いちばんに出来上がりました!
全員が調理を終えたところで、「いただきまーす!」。
お待ちかねのランチ&試食タイムです。
相地さん「最近、お家でもお鍋をつくります。めちゃめちゃ美味しいです!」と、大絶賛。
朴講師が「白いご飯も合いますよ。食べますか?」と用意してくださり、プデチゲと一緒に白いご飯もいただきました。
佐藤さん「友だちと、つくりたいです。しめにチーズを入れてもいいですよね?」
朴講師「美味しいですよ」
佐藤さん「韓国語で美味しいって何っていうんですか?」
朴講師「マシッソヨ、と言います」と、会話も弾みます。
参加した斉木さんは「普段、料理はしないんですが、これを機に頑張りたいです!包丁で食材を切るのも難しかったですが……」と振り返ります。
大岡さんは「思ったほど難しくはありませんでした!レシピをいただいたので、家でもつくります」と話します。
美しくて健康的な生活を送るためには、食に関する知識や体験も必要不可欠。
今日習ったレシピを活用して、自炊をしたり、バランスの良い食事を心がけたりと食生活を考えるキッカケにもなりそうです。
【カナダラクッキング】
東京都新宿区大久保1-12-12-1株式会社韓国広場 本社ビル8階