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RMK シニアメイクアップアーティスト金子達也様が教える。「2023 SPRING COLLECTION」リミテッドアイテムを使った春メイクとは?

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2023.03.04東京

スタッフブログ

ヴィーナスアカデミーでは、現役プロフェッショナル講師による実践的授業を行っています。

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今回は、大人気ブランド・RMKより、シニアメイクアップアーティスト 金子 達也様、営業部 ATチーム マネージャー本城 知江子様、

メイクアップアーティスト 藤江 望恵子様をお招きしました。

 

<知っておきたい。RMKとは?>

株式会社エキップが展開する、日本のコスメブランド。

初代クリエイティブディレクターであるメイクアップアーティストRUMIKO氏の頭文字を取って名付けられました。

1997年3月に1号店をオープンさせ、スタート時のコンセプトは「Tokyo Quality, N.Y Flair」。

そして、2代目クリエイティブディレクターをKAORI氏が務め、現在は、N.Y在住のメイクアップアーティストYUKI氏がクリエイティブディレクターを務めています。

 

<CONCEPT HISTORY>

営業部 ATチーム マネージャー本城様(以下、本城様)「RMKでは、ファンデーションを支持してくださるお客様が多く、人気です。

ブランドがスタートした当時、ファンデーションンはパウダーが主流でした。ですが、日本人のきめ細かくキレイな肌を活かそうということから、

RUMIKOは『Positive make up』を提唱し、素肌を活かす『RMK リクイドファンデーション』はブランドを象徴するアイテムになりました。

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KAORI氏は「Color closet」をテーマに遊び心があるメイクを提案し、

YUKI氏は「Always you , Always becoming」(あなたのままで、未だ見ぬあなたを引き出そう)というコンセプトに基づき、

モデルは日本のカスタマーに近いアジア人を起用しているそう。

本城様「一般的に、美容部員・ビューティーアドバイザーと言われる職種を、RMKではビューティーコミュニケーターと呼び、

お客様に寄り添ったコミュニケーションでRMK製品のご紹介をしています。ビューティーコミュニケーターで実績を積み、

さらに高いメイクアップ技術を持つ人をアーティストとして、現在は全国各地で20名ほどが活躍しています」

 

<シニアメイクアップアーティスト金子 達也様 PROFLIE>

2001年ご入社。高い表現力とトーク力を持つ、美の伝道師です。製品のコンセプトや思い、機能に合わせたメソッドを分かりやすく発信。

外見だけでなく気持ちまで上がるようなメイクアップを提案しています。

パレコレクション、東京コレクション、日本最大級のファッションフェスタのバックステージ、美容誌・女性誌の撮影、SNSのライブ配信もご担当されています。

 

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――― 金子様(以下、金子講師)が、RMKに入られた経緯は?

「博多で、美容師としてお仕事をさせていただいていました。成人式メイクなどを担当することもあり、

ヘアよりもメイクに興味を持つように。『メイクアップアーティストになるには、どうしたらいいだろう?』と調べた結果、

フリーランスでアシスタントを続ける道と、美容部員さんとしてお客様にメイクを教える道、2つの道があることを知りました。

どちらが上京する近道かを考えたときに、全国規模のコスメブランドに入ることでステップアップできるのではないかと考えました。

そこで、RMK博多大丸店で入社方法をうかがうと、お名刺をくださいました。ちょうど、博多に採用枠があるということで履歴書送り、

トントン拍子で話が進みました。美容師を辞めたのが3月31日でしたが、4月1日には、博多のデパートでビューティーコミュニケーターとして勤務していました」

 

――― 当時から、ナチュラルメイクがお好きだったのですか?

「実は、ナチュラルメイクは分からなくて。もともと濃いメイクは得意でしたが、苦手だからこそ、興味を持ちました」

その後、大型店、百貨店など経て、2004年にアシスタントアーティスト試験に合格し上京。

2005年に、RUMIKOさんにメイクをチェックいただく「アーティスト試験」に合格し、晴れてRMKメイクアップアーティストになりました。

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――― ビューティーコミュニケーターとアーティストとで、お仕事内容は違いますか?

「アーティストはお客様を客観的に見て魅力を引き出すだけでなく、商品知識、マーケティング、ブランドの戦略も知っておかなくてはなりません。

責任感が増えましたが、やり甲斐も大きいです。RMKのアーティストチームは、テクニック、話術、立ち居振る舞いも、個性的なメンバーが多いので刺激的です」

 

――― 在校生の中には、フリーランスのヘアメイクさんを目指すメンバーもいます。

「いちばんの違いは、フリーランスは撮影やショーで、身一つで戦わないといけません。

それがやり甲斐でもあると思いますし、クリエイティブなものをオリジナリティとして発信していかなくてはなりません。

それに対してRMKのメイクアップアーティストは、クリエイティブなものをリアルクローズに落とし込んでお客様に発信していく仕事。

まずはRUMIKOさん、KAORIさん、YUKIさんといった一流のメイクアップアーティストから感性や技術を教えてもらい、

そこから一般のお客様にどう伝えていくかをかみ砕いていきます。最近では、約20年のキャリアを活かし、商品開発のお仕事にも携わっています」

 

――― 藤江様にうかがいます。アーティストのアシスタント業務とはどのようなものでしょうか?

藤江様「主に、アーティストのサポートです。アーティストの個性、テイスト、性格を理解した動きが重要になると思います。

事前準備だけでなく、アーティストの動きを先読みすることが大切です」

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――― 先日も、ヴィーナスアカデミーメンバーは「Beauty」をテーマに作品を制作しました。

「メイク」には正解がありませんが、金子さんのインスピレーションソースは?

「流行に乗るというよりも、自分の好きなものを、たくさん集めておくと良いと思います。例えば、これまでブルべメイクをしていたけれど、

自分の中でイエベメイクが旬だわ、とか、その時、そのときの感性を大切にしてください」

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――― これから、就職活動にのぞむメンバーも多いです。どのような人材が求められていますか?

「単純明快です。チャレンジ精神があり、失敗を恐れない人。失敗をして怒られたり、違う意見をいただいたり。そうした経験を乗り越えると、

スキルが上がります。チャレンジして、もしも失敗しても、私の成長のためだと思える人がいいですね」

後半は、RMKのアイテムを使ったメイクアップデモンストレーションを行います。

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<SKIN CARE>

「ベースメイクは、スキンケアがとても重要です。お肌がうるおうと、ベースメイクにも透明感が出ます」と金子講師。まず、

「RMK Wクレンジングローション」で、肌表面をふき取ります。次に、「RMK バランス スキンコンディショナー(医薬部外品)」を塗布します。

金子講師「肌の元気がない部分は、しっかり保湿するのがポイントです。また、撮影と、お客様をきれいに見せるメイクとでは異なります。

どう違うと思いますか?撮影では、その場の瞬間が美しければ、いいですよね。カウンターでは、メイクのキープ力が大切です。

メイクアップベースは『のり』の役割を果たすので、メイクアップベース選びは大切です」

仕上げに、「RMK スムース ミルクエッセンス」を塗布しました。スキンケアする前と比べて、モデルさんの肌が生き生きと、みずみずしい印象に。

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<BASE MAKE>

金子講師「ベースメイクのポイントは、トラブルが無いきれいな所と、顔の中心にファンデを塗りすぎないことです」

リクイドタイプのメイク下地「RMK メイクアップベース」を、指の腹を使ってやさしく広げ、気になる肌の凹凸をカバー。

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ポイントカバーに「RMK フローレスカバーコンシーラー」を、目の下に「RMK ルミナス ペンブラッシュコンシーラー(04、05)」をのせます。

金子講師「眉骨や頬骨に、明るいコンシーラーを薄く入れると立体感が出ます。また、眉骨や頬骨に視線がいくので、

気になる肌トラブルに視線が注がれにくくなります」

ファンデーションは、「RMK リクイドファンデーション フローレスカバレッジ(102)」(SPF20 PA++)をチョイスし、

仕上げに「RMK シルクフィット セッティングパウダー」で透明感をプラス。

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<「NO MAKE UP MAKE」(まるでメイクしていないようなメイク)>

金子講師「その人の毛流れに合わせて、コーミングを行います。毛を描くというよりも、パウダーアイブロウで影を描くようなイメージです。

眉の形が、骨に合っているか?斜めや下からもチェックしましょう。また、眉尻は、眉頭より下ではおかしいので気をつけて」とアドバイス。

「RMK アイブロウペンシル(S)(01)」、「RMK パウダーアイブロウ N」で眉を描いた後、

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「RMK アイブロウジェル」で毛流れを整え、毛束感を出していきます。また、アイラッシュカーラーを使うときのコツは、目のカーブに合わせて“力を入れない”こと!

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<COLOR MAKE/SPRING COLLECTION>

カラーメイクでは、「2023 SPRING COLLECTION」のアイテムを使います。

「Impressions in Amber」と題されたコレクションは、ゴールデンアワーの光に包まれた地中海の煌めきや、

飴色の照らされた城壁といった、美しい情景からインスピレーションを得ています。

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①「RMK アイディファイニング ペンシル(EX-01)」★を太めに引き、エッジをぼかします。

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金子講師「マットなペンシルで、目元を締めるイメージです。パール感の強いアイシャドウを使うので、質感のコントラストが際立ちます」

  • ②ライナーの上にリキッドアイシャドウ「RMK リクイドアイズ(EX-01)」★を重ねます。
  • ③クリースラインに、「RMK インフィニット シングル アイズ(EX-03)」★を入れ、SSメイクらしいシアー感を演出。
  • ④「RMK セパレートカール マスカラ N(01)」で、まつ毛を仕上げます。
  • ⑤「RMK ザ マット リップカラー(EX-01)」★をON。

「アンバーカラーを、トライしやすいブラウンに昇華させた絶妙なカラーです。指で、ポンポンとスタンプのようにつけても可愛いです」

  • ⑥ 大きめのブラシで、「RMK インジーニアス パウダーチークス N(EX-22)」★をつければ完成!
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  • デモンストレーションを終えて、「ヴィーナスアカデミーの皆さんからは、『美しいものが好き』、『メイクが好き』という情熱を感じました。

  • ぜひ、美しいと思うものを蓄えて、将来の美容業界に貢献してください」と、締めくくりました。

    RMKの皆様、ありがとうございました!

    在学中から、メイクアップトレンドをアップデートでき、業界で活躍するプロのテクニックを間近で見られて、

  • 技術を習得できるのもヴィーナスアカデミーで学ぶ魅力ですね。

  • ※商品名の後に★マークがついているものは、「SPRING COLLECTION 2023」(数量限定)です。
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