2023.03.19
スタッフブログ
ヴィーナスアカデミーでは、在学中から実践的技術を身につけるためのプログラムが充実しています。
基礎科(1年次)メンバーが、トータルビューティサロン「1st glow」を、2月25日(土)&26日(日)の期間限定でOPEN。
履修の集大成となるイベントです。
トータルビューティサロンでは、エステ、ネイル、ヘアメイクの3ジャンルのサービスが、無料で提供されます。
また、各専攻メンバーからは数名が選出され、「実行委員」を務めることで、主体的な運営を行っています。
校舎ではなく、原宿にあるレンタルスペースを借りることで臨場感もたっぷり!
今回は、大盛況となった初日の様子をレポートします。
〈1.エステ>
メニューは、ハンド、ヘッド&肩。
また、ご希望のお客さまには、「カッサ」プレートを使った施術も行います。
カッサとは、皮膚表面にプレートを滑らせることで血液やリンパ液の流れをうながす、といわれ、人気を集めている美容アイテムです。
笹川さんは「お客さまに、きちんと施術できるか緊張します!」
鈴木さんは「ハンドエステは何度も練習しているので、スムーズに行えます。難しいなと思ったのは、コミュニケーションです。
来年入学予定の18歳の方から、40代のお客さままで幅広い年齢層の方がいらっしゃるので、何を話していいのか……。今後、練習していきたいです」。
ハンドエステは、約15分間。シアバタークリームをたっぷりと使い、保湿をしながら、リンパの流れをうながしていきます。
岡田さんは、「授業では、ヘアメイクの撮影なども行います。個人的には今回のイベントのような実践の場が重要だと思っています。
実は、卒業後にエステか、ヘアメイクの道に進むかを迷っているので、自分自身の適性を見極めるキッカケにもなります」。
ヘッドを担当した伊佐さんは「後ろ髪の生え際で、くぼみと耳たぶの間のへこんだところが『風池(ふうち)』。『天柱(てんちゅう)』は、
『風池』の人差し指1本分内側にあります。どちらも左右にあって、目の疲れや肩こりのツボです」と、教えてくれます。
――― 1年間、学んだ感想は?
伊佐さん「楽しかったです。アウターケアだけでなく、インナーケアも学びました。
今は未だ進路を迷っていますが、エステなどトータルでビューティを学べるので選択肢の幅が広がります。
トータルで学べるのは、ヴィーナスアカデミーのメリットだと感じます」
――― こうしたサロンをオープンすることのやり甲斐は?
伊佐さん「在学中に経験できることで、1ステップ、レベルを上げられていると感じます。
クラスメイトではなく、初対面のお客さまに施術して感じたのは、美容の知識は人それぞれだということ。
知識が浅い人に対しては、施術内容をかみ砕いて説明する必要があるので、伝え方も勉強になります。
今後の課題も見つかりました」。一度は4年制大学に入ったものの、オンライン授業で成長の手応えがなく、
もともと好きだった美容を極めたいと思いヴィーナスアカデミーに入学したと話す伊佐さん。「2年間はあっという間なので、
在学中にSNSでの美容情報発信もチャレンジしていきます」と、意気込みます。
終始、笑顔をたやさず接客していた佐藤さんは、「普段の授業ではアイモデルで施術しているけれど、サロンワークはとても実践的だと思う。
普段なら、クラスメイトだけで、“ぐちゃ~”ってダレてしまうような場面も、みんな“ピシッ”としていて、すごくいい雰囲気。
自分たちも、サロンを運営できるんだ!という自信になります。また、お客さまも色んな人がいらっしゃるので、
その人その人に合わせた接客方法があるなと思います。最高に面白いです!」と、にっこり。
保護者様もお越しくださり、日頃の成果を披露することができて、とても嬉しそうでした。
〈2.ジェルネイル>
こちらはジェルネイルブース。気になるメニューは、4種類。
黒フレンチ、立体ジェル、ミラーネイル、チークネイルで、すべてお好きなカラーに変更することができます。
1人のお客さまを二人体制で担当し、ケアからお仕上げまで60分で仕上げます。
「先ほど施術したのは、8歳の女の子でした。簡単にはがせるピールオフタイプのジェルで、人生で初めてネイルをされると、お話されていました。
個人的には、お喋りに集中すると、その分施術がスローになってしまうと感じました。
コミュニケーションと技術を同時に進行していくのが、思っていたよりも難しいです」と、藤井さん。
小野田さんも、「同感です。難しさもありますが、サロンを開業する疑似体験ができるのはとても魅力的。経験値も、
上がっているなと感じます」と、成長も感じられている様子。
〈3.ヘアアレンジ&メイクアップ>
最後は、ヘア&メイクブースへ。
アレンジは、「ルーズツインテール」「ショート&ボブアレンジ」など4種類、メイクは「キュート」、「クール」、「エレガント」、「韓流系」、「中華系」から選べます。
実行委員・栗岡さん「実行委員は、自分のブースだけでなく全体の動きを把握していないといけません。
2カ月前から準備してきましたが、当日までの情報共有はとても大切でした」。また、難しかったことは、広報と集客だと振り返ります。
「自分たちの知り合いに声をかけ、ヴィーナスアカデミー公式TikTokでも発信しました。
またクラスのインフルエンサーのコにも声を掛けて、ストーリーで告知してもらいました」
――― サロン運営の学びは?
実行委員・栗岡さん「簡単そうに見えますが、運営するのには意外とお金がかかるなという点です。
スペースをレンタルする費用だけでなく、例えばヘアメイクブースでは複数のコテを使うので、
延長コードも買っておけば良かったな、など実施してみて気付くことも多いです」と話します。
ヘア担当・寺嶋さんは、「メニューを揃えていますが、『お任せで』と言われるお客さまが多く、こちらから提案することが大事だと分かりました。
お客さまの服装や雰囲気などから、即座に似合うスタイルを2パターン提案し、どちらがいいですか?と聞くこともあります」。
サロンワークのやり甲斐については、「ヘアアレンジを終えて、お客さまが喜んでくださり、かつ自分も良くできた!と思える瞬間は嬉しいです」とコメント。
メイク担当・相地さん「一般の人にメイクをすることは、ほとんどありません。グリッターをのせただけで、『可愛い!ヤバい』と喜んでくれるのも嬉しいです。
私は美容部員志望なので、めちゃくちゃ良い実践になります」と、目的意識を持って取り組んでいました。
エステ4席、ネイル席、ヘアメイク3席をご用意しましたが、すべての座席が埋まる時間帯もありました。
また、盛況に比例して、メンバーたちのモチベーション&サービスレベルも高まっていくのが印象的でした。
多くのメンバーから聞かれたのは、「さまざまなお客さまに接することが勉強になる」、「コミュニケーションと施術の同時進行がポイント!」、
「在学中に、本格的なサロンワークができるのがとても実践的」といった、ポジティブな声。
こうした実践的な現場を重ねていくことで、美容業界で求められる技術力・サービスを体得することができますね。
この調子で、2年次も積極的に学んでいって!